アメリカの下院で緊急経済安定化法案が否決されたこに関しての、ジム・ロジャーズの見解がです。
10月1日(アジアンバリュー ):
米金融危機「私はこう見る」ジム・ロジャーズ氏
-下院の安定化法案否決をどう思うか。
「正しい選択だ。これにより米経済は、短期的に企業破綻などの悪影響を受ける。だが、長期的には健全化が早まるだろう。ウォール街の連中を救うために納税者のお金を使うべきではない」
-米国が金融機関救済のために大量の資金供出をした場合はどうなるのか。
「危機が長引く。また米政府は、間違いなく追加の資金供出を迫られるだろう。米国はバブル崩壊後の日本政府の失敗を繰り返してはならない。
日本政府は倒産すべき企業を守っため「失われた10年(lost decade)」を招き、18年後の現在も影響を引きずっている。米政府は70年代、市場に介入して長期のスタグフレーションを招いたことも思い出すべきだ。
市場経済に介入しなければ、危機は短期間で最悪の事態を迎えた後、数年で健全化するだろう。」
引用元記事
ジム・ロジャーズなら容赦なくこう言うと思っていました。
アメリカ経済は、どう転んでもバブルのつけを払うまで景気後退はまぬがれないようです。
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