前記事でジム・ロジャーズがユーロについて語っていましたが、日経ビジネスONLINEの記事では、通貨全般について語っています。
【ジム・ロジャーズの通貨戦略】
私は今、住んでいるシンガポールドルはもちろんのこと、カナダドル、スウェーデン・デンマーク・ノルウェーのクローナ、スイスフランなどを持っている。
たぶん、保有通貨の種類は10~12、15くらいじゃないかな。
○人民元
最近、特に評価しているのは人民元。ずっと上がってきているからね。
人民元を持つことはいちばん安全な投資だと思う。
○米ドル
実は最近、米ドルを買い増したんだ。理由は皆が米ドル売りに回っているから。
売りポジションがたまっているから、近々買い戻されることを見越している。ただしこれはあくまで短期の戦略であって、長期的には米ドルは売りだと考えているよ。
○ユーロ
これも昨年8月に買って、中期的に保有しているよ。
理由を端的にいえば、ユーロにはドイツがついているから。一方、米ドルには誰もついていない。健全財政のドイツがユーロ経済を牽引していることは、大きな強みだと思う。
引用元記事(一部抜粋)
ジム・ロジャーズは、人民元・米ドル・ユーロを現在持っているようですが、日本円もおそらく持っているので、日本円をこれらの通貨に換えて儲かるかはまた別に考える必要がありそうです。
最近の円高で、2009年に「一ドル=69円ぐらいまで円高ドル安が進むのではないか?」と発言したジム・ロジャーズに注目が集まっているようです。
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2009年01月
一ドル=69円ぐらいまで円高ドル安が進むのではないか?と発言PR