今日、テレビ東京のNEWS FINEというニュース番組で、15分ほどのジム・ロジャーズインタビュー特集がありました。
その中の目新しい発言・気になる発言をまとめました。
5月19日(NEWS FINE)
世界の市場が注目するロジャーズ氏の投資戦略とは?
Q:
儲けるチャンスをどのように嗅ぎ分けるのか?
ジム・ロジャーズ氏:
歴史は繰り返すのでわかる。
たとえば、株式市場や経済において、一部の業種だけが非常に重要な存在になってくる。これはとても危険だ。実際、アメリカが金融危機の時、金融株がS&P500指数の30%近くを占めていた。あきらかに行きすぎの前兆だ。
みんなが、同じことを言い同じ行動をとりはじめるのも危機の前兆だ。
Q:
次のバブルは?
ジム・ロジャーズ氏:
アメリカの国債は、歴史的に見たことのない高値水準にきている。間違いなくバブルと言える領域に達していると思う。
今はまだしていないが、近いうちに空売りするつもりだ。
Q:
元の切り上げについて
ジム・ロジャーズ氏:
今回のユーロ危機によってそのタイミングは少し遅れるだろう。
上げるとしたら、3%ほど上げて、そのあと徐々に上げていくかたちをどるのではないか。
Q:
日本について
ジム・ロジャーズ氏:
日本の政務債務は信じられないほど巨額なのに、国債は発行され続けている。
今、円に投資しているが、日本はこのままだと5年後か10年後に大変な混乱に陥るだろう。
来週の水曜日(5月26日)に、同じく
NEWS FINEでインタビューの続きを放送するとのことです。
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