1月3日PM8時~「NHKBS1 どうなる日本 世界が語る復活の処方せん」にジム・ロジャーズ出演予定です。
先立って、番組サイトにジム・ロジャーズの意見が掲載されていました。
Q3:
どうすれば日本はその弱みを克服し、経済成長に結びつけられると思いますか?
ジム・ロジャーズ氏:
1.
<弱み>
加速する人口減少。それを防ぐ選択しとして
→
<解決策>
A:子どもをたくさん作らせる、子どもを作るインセンティブを与える。
B:移民の受け入れ
C:生活水準低下対策
今までのところ、日本はAとBの策をとらないという風に取り決めたようで、それにより、生活水準も低下し続けいてる。
2.
<弱み>
膨大な国債。この問題と1が組み合わさることにより、より深刻な問題が日本に押し寄せることを懸念する。若者はどんどん日本国外に流出、それが負のスパイラルを生み、現状悪化。
→
<解決策>
A:政府の無駄遣いの大幅カット、予算のバランスをとる
B:税金カット
C:関税、貿易制限の解除、移民の受け入れを行い経済の変化を促し、国際的なサービスを促す。
Q5:
どうすればその強みを生かして経済成長に結ぶ付けられると思いますか?
ジム・ロジャーズ氏:
1.
<強み>
膨大な国際通貨の蓄積
→
<方法>
それらを米ドルでないものに代える。
2.
<強み>
すばらしい製造能力、フレキシブルな管理能力、プラスすばらしい教育水準
→
<結果>
さまざまな製造品を海外に輸出し続けられる。
3.
<強み>
21世紀を牽引する大陸になるであろうアジア諸国との近接
→
<方法>
Q3の2<解決策>C参照。高学歴の労働力は国際的なサービス経済(※)の促進を受け入れよ。
※
サービス経済(service economy)
=金融、IT、流通、観光、福祉、医療、教育、セキュリティーetc.
引用元
ジム・ロジャーズ氏の意見で興味深いのは、政府は赤字対策をすべきとは言いますけど、税金は増やすのではなくむしろ減らすべきと言っているところですね。
これは日本政府にだけでなく、米国政府についても言っています。
But you did say you were in favor of extending the Bush tax cuts. But won't we need higher taxes in order to help our deficit?
Q:
あなたは、ブッシュ減税の延長に賛成であると言いました。しかし我々(米国)の赤字を解決するためには、より高い税金が必要ではないですか?
Cut spending. Making people give their money to the government instead of spending it themselves in the way they want to spend it or invest it or even save it ... sending it to Washington is not going to do you any good. You've got to cut spending dramatically and cut taxes if you want to have a vibrant dynamic economy.
ジム・ロジャーズ氏
支出を減らしてください。
お金を稼いでいる人々が、彼らがそれを使うか投資するかあるいは貯蓄する代わりに政府にお金をあげること・・・ワシントンにお金を送ることは、良い結果になりません。
力強い経済を目指すなら、思い切って出費を減らし税金を減らしてください。
Look at the successful Asian economies. They don't have staggering expenditures. They don't have staggering tax burdens. They encourage people to save and invest, and they do, and they have very dramatically successful economies.
成功したアジアの経済を見てください。
彼らは驚異的な支出はしません。驚異的な税負担もしません。
彼らは人々に貯蓄と投資を奨励して、人々はそれを実行しています。
そして彼らの経済は劇的に成功しています。
引用元記事(一部抜粋)
1月3日PM8時~
「NHKBS1 どうなる日本 世界が語る復活の処方せん」
ジム・ロジャーズ出演予定
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