-今年に入って金の価格が17%落ちた。さらに落ちるだろうという考えに変わりはないのか。
「金の価格は10年間ずっと上昇していた。いかなる商品も10年間上昇して調整がなかったケースはない。10年ぶりに調整を受けているが、しばらく底を固め、その後はまた上昇すると予想する。」
-国際原油価格がボックス圏で動いているが、今後の原油価格の見通しは。
「石油備蓄量がどれほどあるかが、今後の石油価格にカギになるだろう。私が見るに、石油をたくさん買わなければならない時だ(原油価格が上がるという意味)」
-米国でシェールガスが本格的に開発されている。天然ガスの価格が落ちるのでは。
「米国や欧州で天然ガスは過剰供給状態だ。価格はもう少し下落する可能性がある。しかし今後3-5年後には供給不足状態になり、価格がまた上昇する可能性もある。最高で天然ガスの価格は2、3倍上昇する可能性もある。」
-中国景気の不振で各種非鉄金属の価格が下落した。
「中国経済は数年間、成長が鈍化した。世界的に景気が鈍化したため、中国が例外だとは考えない。これによって鉛・銅のような非鉄金属の価格が落ちた。しかし近く反騰すると予想する。」
-今年、全般的に原資材価格が下落した。
「自然な調整だ。それでも私は売ることよりも買うことを好む(価格が落ちた今が投資チャンスという意味)。商品価格がずっと上がるスーパーサイクル(Super cycle)が終わったとは考えない。過去にも上昇の勢いが弱まった時、絶えず予測の修正が行われた(上昇市場が終わったという話が出たが、原資材はすぐに回復し、上昇の勢いを継続したという意味)」
引用元記事(一部抜粋)
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